「ディプティックのフィロシコスってイチジクの香水なの?どんな匂いなの?」——そんな疑問を持ってたどり着いた方へ。フィロシコスはイチジクの葉のグリーンで始まり、イチジクの実のフルーティでミルキーなミドルを経て、イチジクの木のウッディで乾いた「白いシダーとグリーンウッド」に着地するまさに「イチジクの木まるごと一本」を香りにした1本です。「フルーツのイチジクとは全然違う」「木の緑の匂い」という最初の戸惑いと、使い続けるうちに「これ以外使えなくなる」という中毒性がセットになった、ディプティックのアイコン的存在です。
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- EDT/ユニセックス/グリーンウッディ系
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基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | フィロシコス オードトワレ |
| ブランド | ディプティック(Diptyque) |
| ライン | EDT(オードトワレ) |
| 性別 | ユニセックス |
| 香り系統 | グリーンウッディ |
| 発売年 | 1996年 |
| 状態 | 定番 |
| 編集部評価 | 持続:★★★☆☆/拡散:★★★☆☆/甘さ:★★☆☆☆/清潔感:★★★★☆ |
ディプティック(Diptyque)は1961年にパリで創業した老舗フレグランスブランドです。キャンドルブランドとしても世界的に有名で、フレグランスラインも高い評価を受けています。フィロシコスは1996年にリリースされたロングセラーで、ギリシャ語で「イチジクが好き」を意味します。「イチジクの木全体——葉・実・幹・樹液」を香りで表現したというコンセプトが独自性の根本で、30年近く愛され続けています(Diptyque公式情報・Fragrantica傾向より)。
どんな香り?ノート3層分解

トップノート(0〜20分):イチジクの葉が開きます。「イチジクの葉」は食べるイチジクの果実とは全く異なります。葉を触った時の「グリーンで少しピリッとした、樹液の匂い」——庭師がイチジクの木を剪定する時に感じる、少し青くさくてグリーンな香気です。「野菜のような」「芝生のような」と表現する方もいます。これが「イチジクの香水なのにイチジクっぽくない」と感じる第一の原因です。ただしこの「葉の青さ」こそがフィロシコスの哲学の中心です。(公式:イチジクの葉)
ミドルノート(20分〜3時間):イチジクの実とほんのりのミルク感が加わります。ここでようやく「食べるイチジク」に近い甘みが登場します。ただし「完熟したイチジクジャムの甘さ」ではなく「熟しかけたイチジクの実の、淡い蜜のような甘み」です。ミルキーなクリーミーさが加わり、葉のグリーンと組み合わさって「木の幹から実が成っている様子」のような豊かな自然感になります。ここが「中毒性の核」と言われる、フィロシコスで最も美しい瞬間です。(公式:イチジクの実、ミルク感)
ラストノート(3時間以降):イチジクの木とシダーウッドが着地します。「イチジクの幹の木材」のような白く乾いたウッディが残り、シダーが深みを加えます。「夏の終わりに庭のイチジクの木の下で日なたぼっこをしている」——葉も実もなく、木だけが静かに立っているような着地です。この余韻がフィロシコスをフルーツ系でもフローラル系でもない「哲学的なグリーンウッディ」として位置づけます。(公式:イチジクの木、シダー)
詳しいノート分解は フィロシコス ODTのノート詳細 へ。
編集部評価
フィロシコスを一言で言えば「イチジクの木まるごと一本——緑で哲学的、でも中毒になる」香りです。
持続(★★★☆☆):EDTとして3〜5時間程度。イチジクの木のベースが残り香として続きます。EDPバージョンは持続力が高くなります。
拡散(★★★☆☆):控えめな拡散。自分の肌から漂うタイプで、強い存在主張はしません。
甘さ(★★☆☆☆):イチジクの実のほんのりとした甘みはありますが、全体としてグリーンでウッディなドライ系です。「甘い香水が苦手」という方でも受け入れやすいです。
清潔感(★★★★☆):グリーンと白いウッディの清潔感があります。「石けん感」ではなく「自然界の清潔さ」という方向です。
「一番初めに嗅いだ時は地味すぎると感じたが、使い込むと離れられなくなる」という評価がFragranticaで最も多いパターンです。試香で判断するよりも「数日纏ってみて」価値がわかる香水です(編集部所感)。
向いているシーン・年代
| シーン | 適合度 | コメント |
|---|---|---|
| 夏の外出・リゾート | ★★★★★ | グリーンと涼しさが真夏に最高に映える |
| 日常使い(こだわり派) | ★★★★★ | 毎日使うほど発見がある奥深さ |
| オフィス | ★★★★★ | 控えめな拡散で誰にも不快感を与えない |
| アウトドア・ガーデニング | ★★★★★ | 自然の中でのアクティビティと調和する |
| 秋冬 | ★★★☆☆ | 夏の方が本領発揮だが通年使える |
年代・性別の傾向:20代〜50代、性別問わず幅広い層から支持されています。特に「こだわりのある大人」「ニッチフレグランスが好きな方」から熱烈な支持を受けています(編集部の一般的な傾向把握)。
似てる香水・代替提案
フィロシコスの「イチジク×グリーン×ウッディ」という方向で他を探すなら:
ディプティック タムダオ EDP(75ml・約¥22,000〜):同じディプティックでサンダルウッドとウッディが中心。フィロシコスよりもウッディ感が濃厚で「木一本」という方向性は共通します。
→ 詳しい比較は フィロシコスに似てる香水まとめ へ。
値段・容量・どこで買うのがお得か
2026年6月時点の参考価格:
| 容量 | Amazon参考価格 | 備考 |
|---|---|---|
| 50ml EDT | ¥15,000〜20,000前後 | 初購入に |
| 100ml EDT | ¥20,000〜26,000前後 | コスパ最良 |
| 75ml EDP | ¥22,000〜28,000前後 | 持続重視の方に |
よくある質問
Q. フィロシコスはイチジクの食べ物のような甘い匂いですか?
完熟イチジクのジャムのような甘さとは全く異なります。「イチジクの木——葉・実・幹」を全部表現した香りで、「甘い果物の香水」ではなく「イチジクの木の下にいる自然感」です。フルーツ系の甘さを期待すると期待外れになる可能性があります。試香を推奨します(編集部所感)。
Q. EDP版とEDT版はどちらがおすすめですか?
EDTはよりグリーンで軽く夏向き、EDPはよりクリーミーでミルキーな方向で持続力が高いです。「フィロシコスの最初の一本」としてはEDTで試し、気に入ればEDP(より深い)という流れが一般的です。
Q. 「フィロシコス」という名前の意味は?
ギリシャ語で「イチジクが好き(filo=愛する、sykon=イチジク)」という意味です(Diptyque公式情報より)。ブランドの美学である「言葉と香りの詩的な関係」を体現した名前です。
まとめ:こんな人に向いている
ディプティック フィロシコス EDTが特に向いているのは:
- 「フルーツ系でもフローラル系でもない、植物のグリーン」という方向に興味がある方
- ニッチフレグランスのこだわり派として「他と全くかぶらない個性」を探している方
- 夏に使えるドライでクリーンな香水が欲しい方
- 「使うほど発見がある香水」を求めている方
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